救える命があれば どこへでも

令和6年度兵庫県災害救急医療システム運営協議会に参加して

令和7年2月5日午後2時、兵庫県災害医療センターを訪問し、兵庫県災害救急医療システム運営協議会に参加しました。

江口は数年ぶりの参加であり、江口が神戸大学病院時代に救急部で指導頂いた災害医療センター小澤名誉院長や中山顧問、そして脳外科手術を指導頂いた神戸赤十字病院山下院長らと旧知の親交を温めました。

出席者の紹介の後、次の項目で報告・協議事項に移りました。

  • 地域保健医療情報センター部会関連
  • 防災・搬送部会および兵庫県SCU協議会関連
  • 兵庫県災害医療ロジスティクス作業部会関連

その後中休みとして、AMDA兵庫からの報告時間を頂き、AMDAネパール子ども病院の現状と、今年度の能登半島地震での活動と南海トラフ災害医療支援プラットフォームの取り組みなどを報告しました。そして、昨年12月6日に「風に立つライオンオブザイヤー2024、柴田紘一郎賞」受賞したことを神戸新聞の記事とともに紹介しました。そして、これからも阪神淡路大震災の時の感謝の気持ちを被災地に届ける活動を継続していくことの協力をお願いいたしました。

その後、再度報告・協議事項に移り、

  • 能登半島地震を踏まえた兵庫災害対策検討会について
  • 令和6年度緊急搬送要請、個別搬送要請発生状況
  • 新EMISについて

最後に委員それぞれに一言の時間になりましたが、江口は豊中脳外科クリニックの夜間外来の時間が迫っており、中座させて頂きました。

久しぶりの参加でしたが、兵庫県や災害医療センターの取り組みが大きく進化していることが感じられると同時に、南海トラフ対応への準備の必要性を再認識できた有意義な会合でした。

文責:理事長 江口貴博