<協議事項>
兵庫県災害救急医療システム運営協議会設置要綱の修正が行われ認められた。
修正点は、施行時期とオブザーバーを入れること。
陸上自衛隊第三師団司令部の医務官と兵庫県福祉部地域福祉課がオブザーバーとして入ることになった。
福祉関係の職員に入ってもらうことは前年度より依頼しており、今回もゲストであると兵庫県保健医療部の課長は言っていたが、事業報告にも福祉系の報告がなされた。
<報告>
・地域保健医療情報センター部会
DHEATの研修と新・EMIS(昨年4月~)の問題点について報告された。
EMISの問題点としては、新しくなった時にそれまでの情報がすべて消えてしまい、新たに登録しなおさなければならず、登録数が激減したことが大きい。
地域における研修会や兵庫県災害医療コーディネーター委嘱(現在約125) の現状と研修が報告された。
・防災・搬送部会及び兵庫県SCU協議会関連
兵庫県の3つの拠点
神戸空港
三木総合防災公園
但馬空港 それぞれでの防災訓練や研修を行い問題点を洗い出した。
最大の拠点となる三木総合防災公園のカギの管理が大きな問題になった。
さらにもう一つの拠点となる大阪国際空港(伊丹空港)に関しても民間団体であるため連携がとりにくいことが指摘され、これからの連携が重要とのこと。
また、それぞれの拠点からの物資の移動に関しては、トラック協会などに頼むことも検討する必要があることが報告された。
・兵庫県災害医療ロジスティクス作業関連
平時の時に使用する「事前リスト」と一般的な「病院支援リスト」の改定について説明があった。
ここでも、新・EMISに移行したときに50%が消えたといわれた。
医療コーディネーターを中心に行われた研修は実践的な研修が行われていた。
1月6日の島根県東部地震でのEMISの入力状況は発災後1時間で島根県、鳥取県、岡山県が100%、広島県が3時間後に100%であったのに、兵庫県は、1時間後は20%、3時間後でも85%であった。
阪神淡路を体験しているにもかかわらずこの数字というのはどういうことかといわれていた。
記憶の継承が難しい。
・兵庫県下拠点病院でのスターリンク導入状況について
補助金事業でもあったので、20施設が導入している。
中央市民病院の先生から提案→本日のような会議にもスターリンクを使用してオンライン会議をした方がよい。なぜなら、思ったよりも通信状態がよくなくて切れるので、それも実感したりいろいろな提案をしたりできるから。
・災害対応病院について
兵庫県には、災害拠点病院(国の基準がある)と災害対応病院(地方自治体の基準)がある。
それぞれの機関と、この協議会が個別につながっているわけではない。
委員として入っている施設もあるがそうでないところも多い。
今後その連携が課題になる。
・救急搬送の要請状況も一覧表で報告された。
・DWAT 福祉系の支援団体
社会福祉協議会がとりまとめ窓口となり、福祉系の事業者などが参画しており、避難所などで福祉を必要とする方の聞き取りをする。
本日の資料にはなく、細かく話されたが、兵庫県立大の先生が、聞き取りだけでなく、現場で現に困っている方をどのようにサポートするのかについても考えてほしいという要望が出された。
福祉に関する要望や、搬送なども必要になると思うので、EMISのような情報を共有できるデバイスやアイテムがあることが望ましいのではないかと提案してみる。(EMISに引っ付けると情報が煩雑になり見にくい)
全体に報告だけでは面白くなかったがその後の自由意見でそれぞれの報告に関る活発な発言もありとても面白い会だった。
また、それぞれの部会が行っている研修会や災害訓練などは手弁当のことが多く、兵庫県に予算配備をお願いするということもされていた。
文責:桂木