救える命があれば どこへでも

理事長あいさつ

2016年4月吉日

ご支援への感謝を込めて

いつもAMDA兵庫の活動にご理解を頂き、そしてAMDAネパール子ども病院をご支援頂きましてありがとうございます。

私たちAMDA兵庫は1998年の設立以来、阪神淡路大震災をきっかけにできたAMDAネパール子ども病院への支援を中心に活動して参りました。そして、正式なAMDAの県支部を経て、2014年4月に改めて本部から独立、同時にAMDAネパール子ども病院の支援全般につきましてAMDA本部から業務委託という形をとり、現在はAMDA兵庫が中心となってネパール子ども病院への支援を継続しております。

皆様の温かいご支援によりまして、AMDAネパール子ども病院では開院以来45万人を超える母子が病院を訪れ、4万人もの赤ちゃんが誕生しました。その間、ネパールの乳幼児死亡率は半分以下となり、地域に無くてはならない病院として機能しています。さらに、2013年には3つ目の病棟である周産期病棟が完成し、乳幼児の死亡率低下のみならず、新生児と妊産婦の死亡率低下にも取り組んでいます。また2014年1月17日にはAMDA兵庫が事業主体となって患者家族棟をオープンし、患者家族の取り巻く環境整備にも支援を広げています。

そして、私たちの活動のもう一つの大きな柱は、災害医療支援活動です。阪神淡路大震災時の災害医療の経験から、AMDAの理念である「困った時はお互いさま」とともに「阪神淡路大震災のお礼をしよう」というキャッチフレーズの元、東日本大震災においても翌日から現地に医師2人を派遣し、その後も宮城県仙台市や岩手県釜石市、岩手県大槌町に医師、看護師、助産師、薬剤師、検査技師などを派遣してきました。また、副理事長である小倉医師が宮城県石巻市の雄勝診療所所長として赴任したのをきっかけに、毎年雄勝町を訪ねて現地の方々のメンタルケアやヘルスケアを行い、交流とともに支援活動を継続しています。そしてそれらの経験を生かし、2015年4月25日に発生したネパール大地震においても6月に医師と看護師を派遣し、AMDAネパール子ども病院のスタッフとともに、震源地に近いネパールの山岳地帯ゴルカ郡で活動を行いました。その様子は、読売テレビのウェークアッププラスで取り上げられ、また記録DVD「救える命」を製作して広く活動を紹介しています。

私たちは、これからも継続してネパールの医療や災害医療を中心に活動を行ってまいります。引き続きご支援下さいますよう、どうぞよろしくお願い致します。

AMDA兵庫理事長
江口貴博