救える命があれば どこへでも

白陵中学校・高等学校での講演会

白陵中学校・高等学校での講演会             AMDA兵庫理事長 江口貴博

令和元年11月20日、白陵中学校および高等学校にて、生徒と先生方、ご父兄の方々約1200人に向けて講演を行いました。

今回の講演は、江口の長男と三男が白陵にお世話になり、また保護者役員をしている関係で半年前に依頼があり、登壇することとなりました。

講演は「救える命があればどこへでも〜AMDAネパール子ども病院とAMDA兵庫20年のあゆみ」というタイトルで、約2時間にわたりお話ししました。私の幼少期から医学を志すまでの話や、親の仕送りなしで医学部を卒業したこと、小児脳外科医を目指して神戸大学大学院に進み、阪神淡路大震災をきっかけにAMDAネパール子ども病院の設立、運営に携わることになった経緯などを話しました。白陵の生徒たちは私語など全くせずに真剣に聞いて下さり、本当に心地良い講演でした。

AMDA兵庫では、昨年20年を迎え、次の10年は若手の育成と次世代へのバトンタッチを目標に掲げて活動しています。この講演を聞いて、AMDA兵庫の次世代を担う人材が出てきてくれれば、と思いながら講演を終えました。

講演の中で紹介した20周年の記念小説「極楽八景亡者戯」も読みたいという生徒が多くいたとのことで、後日学校の図書館に数十冊を寄贈いたしました。

これからも次世代の育成につながるように活動を継続して参ります。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。