今年度の公益財団法人「風に立つライオン基金」の選ぶ今年のライオンオブ・ザ・イヤーの「柴田紘一郎賞」をAMDA兵庫が受賞した。
これは、名曲「風に立つライオン」のモデルとなった柴田紘一郎先生の名前を冠する賞で、国外に対するボランティア活動を続ける個人・団体に贈られる。今回は、阪神大震災の時にネパールからうけたご恩を返す形で始まったAMDAネパールこども病院への技術提供やネパール地震の際の息の長い支援が評価されての受賞となった。
12月6日に霞が関の日本記者クラブで行われた贈賞式で理事長の江口は、ネパールの周産期医療の向上に寄与してきたこと、今後も小児医療の発展のために協力していくことなどを述べた。
さだまさしさんから報道陣に対して、このような活動を続けている団体がいることを知って伝えてほしいというメッセージがあった。
その後の懇談会では、長年にわたる災害時の復旧活動など国内のボランティア活動が評価され「鎌田實賞」を受賞した「チームふじさん」と共に、能登地震への支援を続け、近い未来に来るであろう南海トラフ地震に対する備えを続けることを話し合った。
文責 中川